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株式会社ヤマナカ

>植物工場向け モバイルグリーンガーデン試験導入

葉物野菜だけでは採算が合いにくい植物工場へ。

モバイルグリーンガーデンは、人がいる場所へ農園を持っていく体験装置だけを目的にしたものではありません。高付加価値ぶどうを、移動式栽培ユニットとして小さく試すための取り組みです。

植物工場・施設園芸で、葉物野菜中心の収益性や次の作物選定に課題を感じている方に向けて、栽培ユニット、搬送、かん水、作業場所を一体で検討する試験導入・共同検証の入口として整理しました。

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展示会場で設置したモバイルグリーンガーデン

展示会場で設置したモバイルグリーンガーデン。ぶどうの樹を載せた栽培ユニットとして移動・設置を確認しています。

葉物野菜以外の選択肢を探している方へ

植物工場や施設園芸で、葉物野菜中心の運用だけでは設備投資、人件費、電気代とのバランスが取りにくいと感じている方向けの内容です。既存設備や空きスペースを活かし、高付加価値ぶどうを小さく試す可能性を、栽培ユニット、搬送、作業動線の面から整理します。

植物工場の管理者

葉物野菜中心の運用で、電気代、人件費、設備投資に対する単価の限界を感じている方。

施設園芸の新規事業担当

既存設備や空きスペースを活かし、ぶどうの小規模な試験導入から検討したい方。

植物工場経験者

過去の採算課題を踏まえ、作物、栽培ユニット、作業動線を見直したい方。

食品・流通・投資の担当者

高付加価値果樹の安定生産やブランド化を、設備と栽培の両面から検討したい方。

なぜ、ぶどうを試すのか

葉物野菜は栽培しやすい一方で、価格競争になりやすく、設備投資や運用コストとのバランスに課題を感じることがあります。次の選択肢として、単価の高い作物を小さく試せる形にすることが重要だと考えています。

ぶどうは比較的単価が高く、根域制限栽培と組み合わせることで、地面に土を持たない栽培ユニットとして検討しやすい作物です。広い農地だけに頼らず、閉じた環境や既存施設の中で、段階的に検証する考え方と相性があります。

高付加価値作物として検討しやすい

葉物野菜よりも単価を取りやすい作物として、試験導入の対象にしやすい可能性があります。

根域制限栽培と組み合わせる

土を地面に広げず、栽培ユニットとして扱いやすい形を検討できます。

小さく始めやすい

既存施設の一部から試し、結果を見ながら栽培数や設備条件を見直せます。

将来の高層化も検討できる

敷地面積を広げるだけでなく、収納・搬送・作業場所を一体で考える余地があります。

移動できる栽培ユニットとしての実績

モバイルグリーンガーデンは、移動を前提に設計した栽培ユニットです。専用台車、フォークリフト、500kg対応の電動リフトでの移動を確認しており、輸送や設置場所の変更を前提にした運用も検証してきました。

テレビ東京「WBS/トレたまneo」では、「移動できる果樹棚」として紹介され、番組内では専用台車に積載して人の手で移動させる様子も放送されました。

テレ東BIZの紹介ページを見る 紹介記事を読む

物流倉庫の発想で、農園を固定しない

物流倉庫では、棚や荷物側が作業場所へ近づく仕組みがあります。モバイルグリーンガーデンでは、作物を載せた栽培ユニット側が動くことで、作業者や将来のロボットが毎回作物の近くまで移動しなくてもよい農業環境を検討しています。

ロボットを高性能化するだけでなく、育て方、栽培ユニット、搬送、収納、作業場所を一体で考えることで、稼働率や導入しやすい形に近づけることが狙いです。

モバイルグリーンガーデンの栽培ユニット構造

モバイルグリーンガーデンの栽培ユニット構造。樹、棚、フレーム、移動を一体で検討しています。

作業場所へ近づける

作物側が動くことで、作業者の移動や確認作業の負担を減らせる可能性があります。

収納・高層化を考える

広い農地を増やすだけでなく、収納ラックや作業場所との組み合わせを検討できます。

閉じた環境で育てる

環境変化を受けにくい場所で、高付加価値作物の栽培条件をそろえる発想です。

自動搬送は今後の検証領域

AMR、AGV、可動棚との連携は、移動実績とは分けて検討する領域です。

今後の検討領域

モバイルグリーンガーデンを試験導入から実用的な栽培システムへ近づけるには、かん水、環境、搬送、収納、作業動線、データの扱いを一体で考える必要があります。

自立型のかん水システムについても、協力会社と検討を進めています。正式なお披露目前のため詳細は控えますが、移動式栽培ユニットを実用的にする重要な要素と考えています。

AIについては、栽培制御の完成機能としてではなく、社内の知見整理や複数領域をまたぐ開発を進めるための基盤として活用しています。社内AI相談窓口アプリなど、自社の業務で使いながら、情報を分断しない進め方を試しています。

ご相談時に確認したいこと

試験導入や共同検証は、設備、作物、時期、安全面、費用負担を確認したうえで個別に判断します。すべての検証依頼に対応できるものではありませんが、最初の相談では次の情報があると進めやすくなります。

  • 現在の施設、空きスペース、床面、搬入経路、電源、水、排水の条件
  • 検討したい作物、品種、栽培数量、試験導入で確認したいこと
  • 作業場所、収納場所、搬送方法、フォークリフトや台車の使用可否
  • 投資規模、検討時期、既存設備との接続、秘密保持の必要性
  • 将来的に増やしたい規模、販売先、ブランド化の考え方

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